AFユニットが壊れた。

AFユニットが折れた。壊れた。リュックサックから取り出す際に、壊れた。

鏡筒側の壊れた箇所

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ネジ部のプラスチックが割れている。回路のフィルムも切れてしまった。

カメラ側の破壊箇所。

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埋め込んだテレコンのレンズが剥き出しです。

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ズームリングの所から、壊れた。

原因は、壊れる数日前にズームリングがスカスカで、レンズを下に向けるとズームが伸びてくるのが嫌で、分解して硬いグリースをズームの繰り出し用の溝に塗りこんだ。これでズームリングの動作が硬くなり、自重でズームが繰り出さなくなって喜んでいましたが、過大な回転トルクがネジ部にかかり、樹脂製の雌ネジが破損したのだと思う。

軽くて、お気に入りだった。ズームの繰り出し対策は、レンズの外側で行えば良かった。トホホ〜。

面倒だけど、また作るか〜〜〜〜、で、作りました。ついでに、最近愛用しているAFユニットも並べて撮影。

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一番左が、今回の作ったシグマ100−300 玉抜き+絞り抜きのAFユニット。ズームリングに余っていたゴムを巻いて、ズームの繰り出し対策済み。(最初から、こうすれば良かった。このユニットは、軽いのが利点。

真ん中は、Tokina 100-300 玉抜き+絞り残しのAFユニット。カモフラテープが剥がれてきたので、ジャックレンズのゴムをはめて、剥がれ防止。長さが足りなくてカモフラテープが見えるのが、残念。

絞りが残してあるので、逆光の時にチョット有利。ただ、ズームリングを回転させると本体が回転するので、回転するのを吸収する機構が必要。(Borgのドローチューブとカメラのヒップサポートが必要です)

一番右は、Tokina 75-300 玉抜き+絞り残しのAFユニット。直進ズームなので、カメラ本体側が伸びる。このため、無限遠から1m位まで、合焦する。ただし、超〜〜重いです。気力が充実している時のみ使用。

どのレンズも、テレコンレンズをバラして、組み込んであります。また、ズーム位置が300mmでカメラに伝わるように、ズーム位置の回路パターンを導電性接着剤で短絡済みです(これで、手振れ補正が、少しは期待できる状態に近づくと思う) 。ただし、望遠側の300mmにすると、ピント合わせの動作が広角側より遅くなるように思われます。(広角側の方がピント合わせの動きが速い?? 動きが早いだけで、実際にピントが合っているかは、別問題です)

 AFユニットは、今までに10個以上作ったので、分解にも慣れてきました。