灌漑用の沼に行き、カワセミを撮影しました。
撮影機材の写真です。NEW KDS雲台にガタ止めセット等を取り付けています。
レンズは、いつものBorg 77ED IIとAFユニットです。
レンズ内手ぶれ補正機能のあるSIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OSとSIGMA AF 50-200mm F4-5.6 HSM DC OSの前玉を外して、代わりにクローズアップレンズ等を取り付けたAFを製作しましたが、パープルフリンジの大量発生と著しい解像度の低下で、使用を断念しました。
(今後は、モーター音が小さいので、時間がある時に全玉抜きの改造をしてみたいです)
改造過程で分かったことは、クローズアップレンズ(ケンコー)より、杉藤のレンズの方が、パープルフリンジの発生が少ないようです。(杉藤のレンズは価格が3〜4倍位高い)
AFユニットの解像度等で評価するなら、「全てのレンズを除去して、改造したタイプのほうが良い』と私は感じました。
肩が痛くて撮影をやめていた時に、改造AFユニットのことが記載されているWEBページを参考にして、レンズ内手ブレ補正のあるAFユニットを作っていました。
1号機
SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG OSを用いてます。BORG77ED IIに接続。
前玉のみを除去して、杉藤のφ30mm(焦点距離300mm)を落とし込んで組み込みました。
ドローチューブとの接続は、遊馬製作所さんの特注リングを使用しています。
ズーム位置が300mmだとピントが迷いますが、250mmだとピント迷いが激減します。鏡筒全体が長くなるので、手持ちはキツイです。三脚用かな。
実際に撮影は、これからです。
2号機
薄カビ有りのSIGMA AF 50-200mm F4-5.6 HSM DC OS PENTAXを運良く、低価格で落札できたので改造しました。
MILTOLに組み込みました。
このレンズも前玉を除去。インナーフォーカスなので、内部にケンコーのφ49mmのNo.5を組み込みました。ステップアップリングは、45mm-46mmと46-49mmでOKです。
実際の野鳥撮影は、これからです。
ヘリコイドと併用で、無限遠から3m位までピントがあう。HSMなので、今までのボディ内モータ駆動のレンズと比較すると、合焦が早いです。
カメラ本体の周りどめ(ズームリングの固定)が必要ですが、手持ち撮影には扱いやすい大きさになりました。Borgより軽いので、肩への負担も少ないです。
自宅で、調整している時の感じでは、MILTOLが良い感じでした。
おそらく、77ED IIの焦点距離510mmとMILTOLの400mmの差だと思います。
肩の痛みが減ったら、実戦へ投入してみます。
PENTAXのK-50、絞りの不具合で真っ黒の写真しか撮れない。(KPを購入した原因)
K-50の修理方法は、見つからなかったが、K-30を修理する方法がネットに掲載されていたので、挑戦してみた。
まずは、K-50の裏蓋を外す。ネジの長さが異なるので、注意が必要です。
ネットの諸先輩方の分解記事を見て、上・前カバーも外す。
ネットに記事には、記載がありませんでしたが、レンズマウント部のネジは外さなくて大丈夫。(レンズマウント部のカバーを付けた状態で分解できます)
上カバーは、ケーブルで繋がっているので、切らないように要注意。
これで、絞り制御部にアクセスできるようになりました。
問題の馬蹄型の金具を取り出しました。
修理方法は、「ハンダをつける方法」と「先端部を削る方法」があるが「先端部を削る方法」を選択。(削りすぎると絞り開放になるらしい)
この後は、分解の逆の手順で組み立てる。カメラ側面のAF切替スイッチが正常に動くかの確認が必要。(溝とピンがハマるように、スイッチの位置を調整する必要があります)
組み立て後、レンズを付けて動作を確認し、絞りが正常になりました。
(修理は、自己責任にてお願い致します)
復活したK-50は、AFユニットの改造・調整用に活躍していただく予定。
午後に、KPをつけたBorg77(改造AFユニット)にて、灌漑用の沼を訪問。
着いた早々に、カワセミ発見。
雨が降ってきたので、撤収(滞在時間30分)。